dcsimg

ホウライシダ属 ( Japonês )

fornecido por wikipedia 日本語
ホウライシダ属 Adiantum capillus-veneris Moore45.png
ホウライシダ

(画)トーマス・ムーア
『イギリスとアイルランドのシダ』から

分類 : 植物界 Plantae : シダ植物門 Pteridophyta : シダ綱 Pteridopsida : シダ目 Pteridales : ホウライシダ科 Adiantaceae : ホウライシダ属 Adiantum 下位分類群

約200種。本文参照。

ホウライシダ属 (Adiantum) は、シダ植物門ホウライシダ科の一群で、細く硬い軸と、葉が巻き込んだような包膜が特徴である。一部は観葉植物として栽培されている。

特徴[編集]

普通は根茎はやや横に這い、多数の葉をつける。葉は普通は羽状複葉であるが、一部には特殊な型のものや単葉のものも知られる。軸は細くて硬く、針金のようで、黒か褐色に色づき、つやがある。小葉は薄く、外側の縁が裏側にめくれるようになって、それに覆われるようにその下に胞子のう群がつく。ただし、ワラビなどのように縁に沿って長く続くことはなく、個々の胞子嚢群は半円形等、短くしかならない。一つの小葉に複数の胞子嚢群をつける場合は、個々には半円形のものが葉の縁に数珠繋ぎに並ぶ。

利用[編集]

観賞価値の高いものが多くあり、観葉植物として栽培される。日本産のものではホウライシダがよく栽培され、時に栽培逸出のものが自生状態で発見される。また、クジャクシダはむしろ山野草として栽培される。ほかに、ハコネシダも観賞価値の高いものとして有名であるが、栽培はとても難しい。

国外のものでは、

  • A. caudatum
  • A. radiatum
  • A. pervianum

などがよく栽培される。特にA. radiatum は複数の園芸品種がある。

種類[編集]

この属のものは世界の熱帯から暖帯にかけて約200種ある。日本には以下の8種が知られている。

参考文献[編集]

  • 岩槻邦男編『日本の野生植物 シダ』(1992年、平凡社)
  • 光田重幸『しだの図鑑』(1986年、保育社
  • 高林成年編著『山渓カラー名鑑 観葉植物[特装版]』(1997年、山と渓谷社)
 title=
licença
cc-by-sa-3.0
direitos autorais
ウィキペディアの著者と編集者
original
visite a fonte
site do parceiro
wikipedia 日本語

ホウライシダ属: Brief Summary ( Japonês )

fornecido por wikipedia 日本語

ホウライシダ属 (Adiantum) は、シダ植物門ホウライシダ科の一群で、細く硬い軸と、葉が巻き込んだような包膜が特徴である。一部は観葉植物として栽培されている。

licença
cc-by-sa-3.0
direitos autorais
ウィキペディアの著者と編集者
original
visite a fonte
site do parceiro
wikipedia 日本語