セイタカシギ科(せいたかしぎか、学名 Recurvirostridae)は、鳥類チドリ目の科である。
脚が非常に長い。嘴(くちばし)は細長く、まっすぐか、ソリハシセイタカシギ属では上に反り上がっている。
系統樹は Balker et al. (2007)[2]による。
セイタカシギ亜科 sensu S&Aトキハシゲリ Ibidorhyncha をトキハシゲリ亜科 Ibidorhynchinae として含める(狭義のセイタカシギ科はセイタカシギ亜科 Recurvirostrinae となる)説もあったが、トキハシゲリは近縁ではあるものの別系統であり、単型のトキハシゲリ科に分離された。
Sibley & Ahlquist (1990) は(トキハシゲリを含め)セイタカシギ族 Recurvirostrini としており、セイタカシギ族とミヤコドリ族(ミヤコドリ属 Haematopus のみ、現在はミヤコドリ科)を合わせてセイタカシギ亜科としていた。
シギ科 Scolopacidae とは特に近縁ではない。