ヤクヤモリ(Gekko yakuensis)は、爬虫綱有鱗目ヤモリ科ヤモリ属に分類されるトカゲ。
日本(九州南部、種子島、馬毛島、屋久島)[1][2][3]固有種
種小名yakuensisは「屋久産の」の意。
全長12-15センチメートル[3]。尾長は頭胴長と等しいかやや長い[3]。胴体背面は小型鱗に覆われ、大型鱗が混じる[1][2][3]。四肢背面には大型鱗がない[2]。鼻孔が開口した鱗(鼻板)の間にある鱗(鼻間板)が大型[2]。
指趾が長く、指趾の間には水かき状の皮膜が発達する[1][3]。
海岸周辺にある森林に生息するが[1]、社寺などに生息することもある[3]。
絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)