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ウィキスピーシーズにタマゴケ科に関する情報があります。タマゴケ科(Bartramiaceae)は、蘚類の分類群の一つ。本科のみでタマゴケ目(Bartramiales)を構成する(単型)。
タマゴケ科は1科でタマゴケ目を構成する比較的小さな科で、その単系統性は形態的特徴と葉緑体DNAを用いた系統分類学的な研究結果によって支持されている[1]。
茎はふつう立ち、下部に仮根をもつ[2]。葉は広い披針形から線状披針形で、葉縁は平坦だが、葉の上部には鋸歯をもつ[2]。
タマゴケ科には3亜科10属375種を含み[3]、うち日本には6属が分布する[2]。またこれらの属以外に、単型の属である Catoscopium 属をタマゴケ科に含める考えもあるが[4]、通常独立した分類群 (Catoscopiaceae) として扱われる[1][5]。