dcsimg

シラカシ ( اليابانية )

المقدمة من wikipedia 日本語
シラカシ Quercus myrsinaefolia.JPG
シラカシ
分類 : 植物界 Plantae : 被子植物門 Magnoliophyta : 双子葉植物綱 Magnoliopsida : ブナ目 Fagales : ブナ科 Fagaceae : コナラ属 Quercus : シラカシ Q. myrsinifolia 学名 Quercus myrsinaefolia Blume

シラカシ(白樫・白橿)は、ブナ科コナラ属の常緑高木、いわゆるカシ類の一種である。学名Quercus myrsinifolia (シノニムCyclobalanopsis myrsinifolia)。 名前は、材が白色であることから。樹皮の黒さから「くろかし」の名もある。

  • 分布:福島県以西、朝鮮半島南部の山地に自生するが、主に関東地方照葉樹林帯に多い。照葉樹林の構成種ではあるが、この森林帯の北限付近で多く見られる。本州南岸以南では数が少ない。
  • 樹高:20m
  • 樹皮:黒色。
  • 葉:5〜12cmの長楕円形で互生し厚い。上半部の縁には鋸歯があり、上面は濃い緑色でつやがあり、下面は薄い緑。ウラジロガシのように白いわけではない。
  • 花:雄花は6〜9cmの尾状花序で黄褐色、雌花は数花を上向きにつける。
  • 果実:堅果で、下部は殻斗に包まれる。10月頃結実。
  • 用途
    • 樹木:防風樹、防火樹、生垣、公園樹、街路樹、庭木。
    • 材:固くて重く、弾力に富む。器具、薪。木刀
    • 葉:ウラジロガシと同様の結石溶解作用があるとして、民間薬として服用される。

ギャラリー[編集]

  •  src=

    シラカシは常緑樹だが, 一部の葉を春に落葉する。2016/04/20筑波大学構内

  •  src=

    シラカシは晩春に新葉を出す。2016/05/28つくば市

  •  src=

    シラカシの実(まだ小さい頃)。2016/08/18つくば市

  •  src=

    シラカシの実。2016/09/04つくば市

天然記念物[編集]

都道府県指定
  • 広島県:井永のシラカシ - 広島県府中市上下町井 永井永八幡神社境内
  • 兵庫県:男坂神社のシラカシ林 - 兵庫県養父市大屋町宮垣 男坂神社境内
  • 兵庫県:上森神社のシラカシ大木 - 兵庫県養父市大屋町蔵垣 麓の神社境内(2011年1月倒木)
  • 鳥取県:熊野神社の社叢 - 鳥取県西伯郡南部町 金華山 熊野神社境内
  • 広島県:熊野神社のシラカシ - 広島県三次市畠敷町628 熊野神社境内
  • 神奈川県:東高根のシラカシ林 - 神奈川県川崎市宮前区神木本町2
  • 広島県:仁賀のシラカシ群 - 広島県三次市三良坂町仁賀
  • 愛媛県:三嶋神社のシラカシ - 愛媛県大洲市河辺町三嶋2460 三嶋神社境内
  • 長野県:南羽場のシラカシ - 長野県上伊那郡飯島町本郷279
  • 神奈川県:大和のシラカシ林 - 神奈川県大和市上草柳1728 泉の森内
  • 栃木県:龍興寺のシラカシ - 栃木県下野市薬師寺1416 龍興寺境内
  • 広島県:領家八幡神社の社叢 - 広島県庄原市総領町下領家 領家八幡神社境内
市町村指定
  • つるぎ町:天日神社のシラカシ - 徳島県美馬郡つるぎ町一宇字久藪 天日神社境内
  • 大鹿村:鹿塩西の樫の木 - 長野県下伊那郡大鹿村鹿塩西
  • 山梨市:上神内川のシラカシ - 山梨県山梨市上神内川
  • たつの市:河内神社のシラカシ林 - 兵庫県たつの市新宮町宮内16 河内神社境内
  • 座間市:栗原神社のシラカシ - 神奈川県座間市栗原中央4-4-10 栗原神社境内
  • 庄原市:慶雲寺のシラカシ林 - 広島県庄原市比和町三河内 慶雲寺境内
  • 邑楽町:五位堂のシラカシ - 群馬県邑楽郡邑楽町篠塚615
  • 萩市:弘法堂のシラカシ - 山口県萩市川上野戸呂
  • 甲府市:塩沢寺のシラカシ林 - 山梨県甲府市湯村3-17-2 塩沢寺境内
  • 桐生市:白髭神社のシラカシ - 群馬県桐生市織姫町1-1 白髭神社境内
  • さいたま市:瀬ヶ崎のシラカシ - 埼玉県さいたま市浦和区瀬ヶ崎3丁目
  • 久万高原町:大元神社のシラカシ - 愛媛県上浮穴郡久万高原町露峰 大元八幡神社境内
  • 北杜市:東漸寺のシラカシ - 山梨県北杜市須玉町若神子 東漸寺境内
  • 鏡野町:古川のシラカシ - 岡山県苫田郡鏡野町古川1317 古川神社境内
  • さいたま市:満福寺のシラカシ - 埼玉県さいたま市北区日進町2-1003 満福寺境内

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

 src= ウィキメディア・コモンズには、シラカシに関連するメディアがあります。
 title=
ترخيص
cc-by-sa-3.0
حقوق النشر
ウィキペディアの著者と編集者
النص الأصلي
زيارة المصدر
موقع الشريك
wikipedia 日本語

シラカシ: Brief Summary ( اليابانية )

المقدمة من wikipedia 日本語

シラカシ(白樫・白橿)は、ブナ科コナラ属の常緑高木、いわゆるカシ類の一種である。学名Quercus myrsinifolia (シノニムCyclobalanopsis myrsinifolia)。 名前は、材が白色であることから。樹皮の黒さから「くろかし」の名もある。

分布:福島県以西、朝鮮半島南部の山地に自生するが、主に関東地方照葉樹林帯に多い。照葉樹林の構成種ではあるが、この森林帯の北限付近で多く見られる。本州南岸以南では数が少ない。 樹高:20m 樹皮:黒色。 葉:5〜12cmの長楕円形で互生し厚い。上半部の縁には鋸歯があり、上面は濃い緑色でつやがあり、下面は薄い緑。ウラジロガシのように白いわけではない。 花:雄花は6〜9cmの尾状花序で黄褐色、雌花は数花を上向きにつける。 果実:堅果で、下部は殻斗に包まれる。10月頃結実。 用途 樹木:防風樹、防火樹、生垣、公園樹、街路樹、庭木。 材:固くて重く、弾力に富む。器具、薪。木刀。 葉:ウラジロガシと同様の結石溶解作用があるとして、民間薬として服用される。
ترخيص
cc-by-sa-3.0
حقوق النشر
ウィキペディアの著者と編集者
النص الأصلي
زيارة المصدر
موقع الشريك
wikipedia 日本語