オランダミミナグサ(和蘭耳菜草、学名: Cerastium glomeratum)は、ナデシコ科ミミナグサ属の植物。小柄な一年草の雑草である。ヨーロッパ原産で、外来種(帰化植物)として世界中に分布している。
全体に毛が生えている。茎は直立し、さじ[要曖昧さ回避]型の葉を対生する。茎は上に向けて二叉分枝し、先端に集散花序をつける。花弁の先は2裂しているが、開いていることが少ない。
ヨーロッパを原産地とする[2]。北アフリカ、アジア(日本を含む)、オセアニア、北アメリカ、南アメリカに移入分布する[2]。