ゾリラ(Zorilla、学名:Ictonyx striatus、英名 Striped Polecat, African Polecat, Zorille)は食肉目イタチ科の一種で、シマスカンクによく似た姿をしている。セネガル、ナイジェリア、スーダン、エチオピア、アフリカ南部に分布。
長い毛を持つ。毛色は黒で、背中に特徴的な4本の縞があり、顔に大きな白斑がある。体長27~37cm、尾長20~30cm。[1]
単独で生活し、夜行性で、昼間は天然の岩穴や自分で作った穴に潜んでいる。地上生。おもにネズミ類、小型爬虫類、小鳥、昆虫を捕食する。攻撃されると、尾を持ち上げ、肛門にある腺から強烈な臭いを放つ分泌液を出し、敵の目をつぶす。そのため、「アフリカのスカンク」と呼ばれることもある。他にも死んだふりをしたり、高い木の上に逃げたりして天敵から身を守る。泳ぎも上手い。
9~11月に1~3子を産む。
ネズミの天敵であるので、駆除に利用される。[1]