マルスダレガイ科(マルスダレガイか、Veneridae)は、二枚貝綱異歯亜綱の1科である。
食用種も多く、日本でよく食べられる種にはアサリ、ハマグリ等がある。英語では食用種はクラム clam と呼ばれ(ただしクラムは本科に限定されない)、アメリカではホンビノスガイ(ハードクラム)がよく食べられる。イタリア語ではヴォンゴラ vongola と呼ばれる。
最小で4mm、最大で10cm程度の、小型の貝である。
多くは泥や砂浜に潜って暮らす。
マルスダレガイ上科 Veneroidea の模式科である。マルスダレガイ上科には5科前後が属したが、そのうちイワホリガイ科 Petricolidae とノミハマグリ科 Turtoniidae は亜科としてマルスダレガイ科に含められるようになった[2]。
Keen (1969)[3] による12亜科が標準的な分類である。これに、イワホリガイ亜科とノミハマグリ亜科を加えた14亜科を示す。属の分類は諸説あり、これ[4]より細かく分ける説も大きく分ける説もある。
これらのうちハナガイ亜科とマルスダレガイ亜科は特に近縁で、分離できない[2]、もしくは、別の亜科ではあるがハナガイ亜科の Chamelea と Clausinella が Venus に近縁でありマルスダレガイ亜科に移されるべきである[5]とされる。また、いくつかの亜科は単系統ではないという報告もある[1]
マルスダレガイ科(マルスダレガイか、Veneridae)は、二枚貝綱異歯亜綱の1科である。
Mercenaria mercenaria.二枚貝最大の科で、約500–800種が属す。
食用種も多く、日本でよく食べられる種にはアサリ、ハマグリ等がある。英語では食用種はクラム clam と呼ばれ(ただしクラムは本科に限定されない)、アメリカではホンビノスガイ(ハードクラム)がよく食べられる。イタリア語ではヴォンゴラ vongola と呼ばれる。