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Plume Poppy

Macleaya cordata (Willd.) R. Br.

タケニグサ ( Japanese )

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タケニグサ Macleaya cordata 2.jpg 分類 : 植物界 Plantae : 被子植物門 Magnoliophyta : 双子葉植物綱 Magnoliopsida 亜綱 : モクレン亜綱 Magnoliidae : ケシ目 Papaverales : ケシ科 Papaveraceae : タケニグサ属 Macleaya : タケニグサ M. cordata 学名 Macleaya cordata (Willd.) R.Br. 和名 タケニグサ(竹似草) 英名 Plume poppy

タケニグサ(竹似草、学名: Macleaya cordata (Willd.) R.Br.)はケシ科の多年草で日当たりのよい草原、空地などによく見られる雑草である。

特徴[編集]

は切れ込みがあり形はキクの葉に似るが大きい。葉の裏や茎は粉をふいたように白っぽい。高さは1.5~2m以上に達する。は夏に咲き、花弁がなく、萼は2枚、円錐花序をつくる。果実は長さ2cmほどで扁平。を切ると黄色の乳液が出る。

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    果実

名前について[編集]

語源には茎が中空で竹に似るからというもののほかに、と一緒に煮ると竹が柔らかくなって加工しやすいからとの俗説もある[1]。別名チャンパギクともいい、チャンパ(南ベトナム)付近からの帰化植物と思われたためらしいが、実際には日本および東アジア一帯の在来種と考えられている。

毒性[編集]

アルカロイドの一種プロトピン(protopine)、ホモケリドニン(homochelidonine)、サングイナリン英語版(あるいはサンギナリン、sanguinarine)、ボッコニン(bocconine)、ボッコノリン(bocconoline)、ケレリスリン英語版(あるいはケレリトリン、chelerythrine)塩[2]、α-allocryptopineなどを含み有毒。民間療法で皮膚病や虫さされに使われたが、逆にかぶれることも多く危険である。なお、サングイナリン、プロトピン、ケレリスリンは同じケシ科の有毒植物として知られるクサノオウにも含まれている[2]

欧米では観賞用に栽培される(英名: plume poppy)。

参考文献[編集]

  1. ^ 岩槻秀明 『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本』 秀和システムISBN 4-7980-1485-0。 p.351
  2. ^ a b 三橋博 監修『原色牧野和漢薬草大圖鑑』北隆館、1998年。

外部リンク[編集]

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タケニグサ: Brief Summary ( Japanese )

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タケニグサ(竹似草、学名: Macleaya cordata (Willd.) R.Br.)はケシ科の多年草で日当たりのよい草原、空地などによく見られる雑草である。

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