キュウリグサ属(キュウリグサぞく、学名:Trigonotis 、漢字表記:胡瓜草属)は、ムラサキ科の属の1つ[1]。
全草が繊細な多年草、越年草まれに一年草。葉は単葉で互生し、托葉がない。花序は総状花序になり、苞は基部のみにあるか、またはない。花は藍色、帯紅色、白色がある。萼は5深裂し、花後少し大きくなる。花冠は車型で5裂して平開し、花冠裂片はつぼみ時に瓦重ね状にたたまれる。雄蕊は5個あり、花筒につき、花冠裂片と互生する。子房は上位で、4室となる。果実は4個の分果で4面体になる[1]。
世界に約58種あり、アジア、東ヨーロッパに分布し[3]、日本には6種ある[1]。
和名および学名の記載はYListによる。