シモツケ(下野、学名:Spiraea japonica)はバラ科シモツケ属の落葉低木。別名、キシモツケ(木下野)とも呼ばれる。
北海道から九州にかけての日本各地、朝鮮および中国の山野に自生する。成木の樹高は1mほどであり、初夏に桃色または白色の集合花を咲かせ、秋には紅葉する。古くから庭木として親しまれてきた。和名は下野国に産したことに由来するという。耐寒性が高く富士山でも見られる。日当たりを好み育てやすい。春から秋にかけてアブラムシが発生する。同じシモツケ属の仲間にはコデマリ、ユキヤナギがある。
伊吹山にて、7月