アングレカム・レオニス
分類(APG III) 界 :
植物界 Plantae 階級なし :
被子植物 angiosperms 階級なし :
単子葉類 monocots 目 :
キジカクシ目 Asparagales 科 :
ラン科 Orchidaceae 亜科 : セッコク亜科
Epidendroideae 属 :
アングレカム属 Angraecum 種 :
アングレカム・レオニス Angraecum leonis 学名 Angraecum leonis (Rchb.f.) André (1885)
シノニム -
Aeranthes leonis Rchb.f. (1885) (Basionym)
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Aeranthes leonii Rchb.f. (1885)
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Angraecum humboltii Rchb.f. (1885)
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Angraecum humblotii Rchb.f. ex Rolfe (1894)
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Mystacidium leonis (Rchb.f.) Rolfe (1904)
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Macroplectrum leonis (Rchb.f.) Finet (1907)
アングレカム・レオニス (学名:Angraecum leonis )は、アングレカム属のラン科植物。長い距のある白い花を咲かせる。背は高くならず、葉は左右に扁平。
常緑性の多年草で、着生植物[1]。単茎性のランで、茎はごく短く、数枚の葉を密につけ、その基部は互いに重なる。葉は長さ5-25cm、左右から扁平で表面のない単面葉、緩やかな曲線を描いて先端はやや尖る。葉質は多肉質で固い。
花茎は葉腋から斜め上に向いて出て長さ1.5-2cmと長く伸びず、一個から数個の花を着ける。花は径6cmほどでロウ質、薄緑色に咲いて、後に白くなる。萼片と側花弁は披針形で先が尖り、長さ2cm、幅は0.5cm。唇弁は広卵形から心形でラッパ状に広がり、基部には7-9cmの距が伸びる[2]。花期は冬から春。夜に香りを放つ。
マダガスカル、及びコモロ諸島に分布する。標高200-1200mの低山地で、よく日の当たる岩の上や樹幹に着生する[3]。
洋ランとして栽培される。この属のものとしては普及しているものである。
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^ 以下、主たる部分は土橋(1993)p.232
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^ 唐澤(1996)p.32
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^ 斉藤(2009)p.131
参考文献[編集]
- 土橋豊 『洋ラン図鑑』 光村推古書院、齋藤亀三 『世界の蘭:380』 主婦の友社〈主婦の友ベストBOOKS〉、唐澤耕司 『蘭』 山と溪谷社〈山溪カラー図鑑〉、