Grylloptera Kevan[1], 1973
Locustoidea Handlirsch, 1906–08
キリギリス亜目 (Ensifera) は、剣弁亜目、コオロギ亜目ともいい、昆虫綱バッタ目の1亜目である。
「鳴く虫」として知られる。左右の前翅をすりあわせて鳴くコオロギやキリギリスが有名だが、他にも、脚や腹を使って鳴く種もいる。なお、姉妹群のバッタ亜目には前翅と後脚をすりあわせて鳴く種が多い。
鳴くのは原則として雄だけであるが、ケラ科、ツユムシ科などは雌も鳴く。
コオロギ上科、一部の科は、前脚の肘のあたりに、耳を持つ。
現生科の分子系統分類は次のようになる[2]。
Lezinidae
カネタタキ科 Mogoplistidae
なお、主に形態系統からなる分類により、コオロギ上科・Schizodactyloidea 以外をまとめたキリギリス上科 Tettigonioidea sensu Gwynne 1995(分子系統からは側系統となる)や、キリギリス科とハグラ科をまとめたキリギリス上科 Tettigonioidea sensu Otte 1997(分子系統からは多系統となる)が使われることもある。
Wikispeciesより絶滅群を抜粋。