イタヤガイ科(イタヤガイか、Pectinidae)は、二枚貝の1科である。イタヤガイ、ホタテガイなどが属する。
高い遊泳能力を持つ種がいるが、底生や固着性のものもいる。
伝統的に亜科と族に分けられてきたが、それらの大半は単系統ではないことが指摘されている[1]。
NCBI Taxonomy browser は次の38種に分類している[2]。
イタヤガイが属する目については、翼形亜綱全体の分類が不安定だったせいで、ウグイスガイ目、カキ目、イタヤガイ目といったさまざまな説が生まれた。しかし系統学からは、イタヤガイ目(以前のイタヤガイ目と中身はやや異なる)とする分類が提案されている[3]。