ムツオビアルマジロ(学名:Euphractus sexcinctus)は、南アメリカに分布するアルマジロの1種である。
ボリビア、ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ及びスリナムの孤立した地域に生育する。
体色は黄褐色または淡い赤みがかった茶色など黄色がかった色をしている。熱帯多雨林から草原まで広い範囲を生息地としているが、主に開放的な地域(例えばCerrado平野)に生育する。本種は雑食性であり、多様な植物と動物を餌とする。本種は地下に営巣し、そこに避難する。アルマジロの大部分の種とは異なり、ムツオビアルマジロは夜行性よりは、むしろ昼行性である。
比較的大人しく、丈夫で飼育しやすい。鳴かないので騒音を気にする必要も無い。 巣材はウッドチップや新聞紙などで良く、餌はドッグフードで飼育できる。 ジャンプ力が無く50センチほど壁でも乗り越えることが出来ないため、箱や水槽の中で飼育することができる。 ただし、爪は破壊力があるので、プラスチックのケージや段ボール箱などでは破壊されてしまう。 また、地面に穴を掘るので、地面のある場所に置いておくと穴にもぐってしまう。