ランプロペディア属はコマモナス科に属するグラム陰性非芽胞形成偏性好気性球菌の一属で、鞭毛は持たない。複数の細胞が4から8列程度縦横につながって正方形の平面を形成する。基準種のランプロペジア・ヒアリナのみが知られている。名前は光る平原を意味する。GC比は61。
淡水中に生息するほか、動物の腸内からも発見されている。オキシダーゼ陽性。糖類は利用できず、クエン酸やコハク酸などクエン酸回路に含まれる有機酸を利用する。また、生育にはビオチン及びチアミンを必要とする。