フソバクテリウム門(Fusobacteria)は、真正細菌の門である。
代謝や形態はそれほど多様ではなく、ほぼ全種が桿菌、全種が偏性嫌気性の従属栄養生物である。大半が動物の消化器官に寄生する。一部は人の腸管や口腔に存在し、さらにこの中の一部は病原性を示す。感染性のもの以外としては、嫌気性の海底泥中などから分離された種も存在する。2013年現在、2科9属33種が属している。