ヒバリ科(ヒバリか、Alaudidae)は、鳥綱スズメ目に属する科。模式属はヒバリ属。
アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸北西部、ユーラシア大陸、インドネシア、オーストラリア、スリランカ、日本、マダガスカル
上面が褐色の羽毛で覆われる種が多い。
後肢や趾は長く、趾には長く鋭い爪が生える。
モリヒバリ属 Lullula
ハシブトヒバリ属 Ramphocoris
草原や砂漠に生息する。縄張りを形成して生活する。危険を感じると茂みなどへ走って逃げ込むことが多い。
食性は植物食傾向の強い雑食で、主に種子を食べるが昆虫なども食べる。孵化直後の雛には昆虫を与えるが、ある程度成長すると植物質も与える。
繁殖形態は卵生。オスは縄張り内を飛翔しながら囀りを行う。主に地表に植物の葉を組み合わせたお椀状の巣を作り、1回に2-6個の卵を産む。
開発や放牧による生息地の破壊などにより生息数が減少している種もいる。