Neottia makinoana (Ohwi) Szlach.

Neottia makinoana là một loài thực vật có hoa trong họ Lan. Loài này được (Ohwi) Szlach. mô tả khoa học đầu tiên năm 1995.^[1]

Chú thích

Liên kết ngoài

• Phương tiện liên quan tới Neottia makinoana tại Wikimedia Commons
• Dữ liệu liên quan tới Neottia makinoana tại Wikispecies
• Vườn thực vật hoàng gia Kew; Đại học Harvard; Australian Plant Name Index (biên tập). “Neottia makinoana”. International Plant Names Index. Truy cập ngày 7 tháng 6 năm 2013.

アオフタバラン 分類（APG III） 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 単子葉類 Monocots 目 : キジカクシ目 Asparagales 科 : ラン科 Orchidaceae 属 : サカネラン属 Neottia^[1] 種 : アオフタバラン
N. makinoana 学名 Neottia makinoana (Ohwi) Szlach.^[2] シノニム

• Listera makinoana Ohwi^[3]

和名 アオフタバラン（青二葉蘭）^[4] ウィキメディア・コモンズには、アオフタバランに関連するメディアがあります。 ウィキスピーシーズにアオフタバランに関する情報があります。

アオフタバラン（青二葉蘭、学名：Neottia makinoana、シノニム：Listera makinoana）は、ラン科サカネラン属の地生の多年草^[4][5][6]。

特徴[編集]

地下にある根茎は短い。茎は細く、直立して高さ10-20cmになる。葉は茎の下方にあり、無柄で2個が対生状につく。青緑色で不鮮明な白紋があり、三角状卵形で、長さ幅ともに10-30mmになり、先端は鋭頭で、基部は切形または浅心形となり、縁は細かく波打つ。茎に鱗片葉が4-10個あり、まばらに互生し、長さ2-5mmになる狭卵形で先端は鋭尖頭になる^[4][5][6]。

花期は7-8月。総状花序に帯緑色の花を5-20個まばらにつける。花序軸と茎に毛がある。苞は鱗片葉とほぼ同形で長さ2.5mmになり開出する。萼片は長さ2-2.5mmの長楕円状披針形で、先端はやや鈍頭。側花弁は線形で、萼片と同じ長さ。唇弁は倒卵形で長さ5-6mmになり、先端が2裂し、裂片は卵形で先は円頭になり、互いに先端で重なり合う。唇弁の基部の左右に耳状裂片がない^[4][5][6]。

分布と生育環境[編集]

日本固有種^[7][8]。本州、四国、九州に分布し、冷温帯の樹林下に生育する^[6]。低山の疎林下のやや乾燥気味の地によく集まって生える^[4]。

名前の由来[編集]

アオフタバランは「青二葉蘭」の意で、旧フタバラン属（Listera）の中の他種とくらべ、全体に紫色を帯びることがないことによる^[4]。

種小名 makinoana は、牧野富太郎への献名^[4]。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

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参考文献[編集]

• 牧野富太郎原著、大橋広好・邑田仁・岩槻邦男編『新牧野日本植物圖鑑』、2008年、北隆館
• 加藤雅啓・海老原淳編著『日本の固有植物』、2011年、東海大学出版会
• 中島睦子著『日本ラン科植物図譜』、2012年、文一総合出版
• 大橋広好・門田祐一・木原浩他編『改訂新版 日本の野生植物 1』、2015年、平凡社
• 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」（YList）
• Neottia, Tropicos
• eMonocot

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