サバクガラス(砂漠鴉、学名:Podoces panderi)は、スズメ目カラス科に分類される鳥。
カスピ海東部
全長23cm。嘴と喉元は黒く、背面は灰色をしており、下面は肌色をしている。
砂漠地帯に生息する。地上性で、飛ぶことはめったにない。
食性は雑食性で、主に昆虫類やトカゲを捕食するが、冬季には植物の芽や種子も食べる。水は飲まず、獲物から水分を取る。
地上30cm-100cmの高さの藪の中や地面に、枝などを用いた球形の巣を作る。古巣を修理して使うこともある。産卵期は3-5月で、一度に2-6卵を産む。抱卵はメスのみが行い、オスはメスに餌を運ぶ。雛は孵化後、約17日で巣立つ。