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スオウ ( Japanese )

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曖昧さ回避蘇芳」はこの項目へ転送されています。色については「蘇芳色」をご覧ください。
スオウ Caesalpinia sappan Blanco1.121.png 分類APG III : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 eudicots 階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots 階級なし : バラ類 rosids 階級なし : マメ類 fabids : マメ目 Fabales : マメ科 Fabaceae 亜科 : ジャケツイバラ亜科 Caesalpinioideae : ジャケイツイバラ連 Caesalpinieae : ジャケツイバラ属 Caesalpinia : スオウ C. sappan 学名 Caesalpinia sappan L. 和名 スオウ(蘇芳、蘇方、蘇枋) 英名 sappanwood / sapanwood  src= ウィキメディア・コモンズには、スオウに関連するカテゴリがあります。  src= ウィキスピーシーズにスオウに関する情報があります。

スオウ(蘇芳、蘇方、蘇枋)は、マメ科ジャケツイバラ亜科の小高木。インドマレー諸島原産。

なお、ジャケイバラ亜科は古いクロンキスト体系などではジャケツイバラ科とされてきたが、広義マメ科内の基底的な側系統である[1]

名称[編集]

種小名 sappan 、英名 sappan (wood) は、マレー語sapang に由来する。漢名和名歴史的仮名遣いではスハウ、拼音: sūfāng)も同じ系統の言葉である。

心材蘇木(ソボク、スボク)と呼ばれる。

特徴[編集]

心材やからは赤色染料ブラジリンが取れ、その色は蘇芳色と呼ばれる。

黄色、5花弁円錐花序がある。

別種[編集]

似た名の種にハナズオウがあるが、同科同亜科ではあるもののマメ科の中で大きく離れており、あまり近縁ではない(ジャケイバラ亜科は基底的な側系統なので、同亜科ということは近縁であることを保障しない)[1]。ハナズオウは春先に咲く花を鑑賞する目的で栽培される花木であり、染料は採らない。

脚注[編集]

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  1. ^ a b “Phylogenetic Relationships in the Caesalpinioideae (Leguminosae) as Inferred from Chloroplast trnL Intron Sequences”, Systematic Botany 26 (3): 487-514, (2001)
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スオウ: Brief Summary ( Japanese )

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スオウ(蘇芳、蘇方、蘇枋)は、マメ科ジャケツイバラ亜科の小高木。インドマレー諸島原産。

なお、ジャケイバラ亜科は古いクロンキスト体系などではジャケツイバラ科とされてきたが、広義マメ科内の基底的な側系統である。

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