21科
ウィキスピーシーズにスズメ上科に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、スズメ上科に関連するカテゴリがあります。スズメ上科(スズメじょうか、学名 Passeroidea)は、鳥類スズメ目の上科である。
Sibley et al. (1998) により、スズメ小目の3上科の1つとされた。3上科の中では唯一、大きな修正なしに今でも使われているが、以下の修正を受けている[1]。
系統樹はJohansson et al. (2008)[1]; Clicka et al. (2007)[2]; ToL[3]より。テンニンチョウ科 Viduidae・バライロマシコ科 Urocynchramidae・マミジロミツドリ科 Coerebidae は図示されていない。
スズメ上科ツメナガホオジロ科 Calcariidae
nine-primaried oscines または nine-primaried passerine と呼ばれる系統が確認されており、スズメ目の原始形質では初列風切 (primary) が10枚なのに対し、この系統では10枚である。ただし初列風切が9枚というのはこの系統のみの特徴ではなく、ツバメ科などにも見られる。nine-primaried oscine はしばしば広義のアトリ科とされ、これはSibley分類に由来する(まったく同じではない)。
便宜的に2つの側系統と1つの単系統に分けた。系統位置が確定していない科はIOCのリニアシーケンスに従った。