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オオシロアリ ( Japanese )

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オオシロアリ 分類 : 動物界 Animalia : 節足動物門 Arthropoda : 昆虫綱 Insecta : シロアリ目(等翅目) Isoptera : オオシロアリ科 Termopsidae 亜科 : オオシロアリ亜科 Termopsinae : オオシロアリ属 Hodotermopsis : オオシロアリ H. sjostedti 学名 Hodotermopsis sjostedti
Holmgren, 1912 和名 オオシロアリ(大白蟻) 英名 Japanese damp-wood termite

オオシロアリ(大白蟻) Hodotermopsis sjostedti は、シロアリ目(等翅目)・オオシロアリ科に分類されるシロアリの一種。日本では鹿児島県以南に生息する日本最大のシロアリである。

特徴[編集]

大きさは有翅虫で15mm、働き蟻(ワーカー)で10-15mm、兵隊蟻(ソルジャー)、は大きいもので20mmに達する。イエシロアリに似るが、全体的に大きい。兵隊アリは、頭部が前後に長く、大顎は鋭く状に発達する。有翅虫は全身濃い赤褐色をしており、が薄く黒い色をしている。他の多くのシロアリと異なり、働き蟻も複眼を有する。

生態[編集]

他のシロアリと同様社会性昆虫で、集団を成して枯れ木や朽ち木を食べ、その内部にを作る。特に湿った材を好む。巣は材の中に網目状に掘られた巣穴からなり、材の外に巣穴を続けることもある。

成熟したオオシロアリのコロニーは、基本的に女王を頂点に、擬職蟻(いわゆる働き蟻、ワーカー)、兵隊蟻(ソルジャー)、ニンフ(翅芽虫)、前兵蟻(「白兵蟻」とも)、幼虫からなり、繁殖期にはニンフから有翅虫が生ずる。また、女王や王が欠けた場合やコロニーの一部が隔離された場合には、複数の副女王副王(いずれも補充生殖虫と呼ばれる)が出現し、コロニーの存続が図られる。

幼虫は初齢から6齢まであり、7齢以降の未分化の個体が擬職蟻(いわゆる働きアリ、ワーカー)である。この擬職蟻の一部が、脱皮を経て兵隊蟻やニンフへと分化する。また、擬職蟻の脱皮は必ずしも他のカーストへの分化を伴うものではなく、擬職蟻が擬職蟻へと脱皮する場合が多い。このカースト分化を伴わない脱皮は静止脱皮と呼ばれる。また、ニンフが擬職蟻へと逆戻りする脱皮も知られており、退行脱皮と呼ばれる。

関連項目[編集]

 src= ウィキスピーシーズにオオシロアリに関する情報があります。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

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オオシロアリ: Brief Summary ( Japanese )

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オオシロアリ(大白蟻) Hodotermopsis sjostedti は、シロアリ目(等翅目)・オオシロアリ科に分類されるシロアリの一種。日本では鹿児島県以南に生息する日本最大のシロアリである。

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