メガネヒタキ科(メガネヒタキか、学名 Platysteiridae)は、鳥類スズメ目の科である。
エチオピア区(サハラ以南のアフリカ)に生息する。
嘴(くちばし)は平らで幅広。嘴の周辺に剛毛が生えており、飛びながら小さな昆虫を捕食できる。
メガネヒタキ科は、ヤブモズ科 Malaconotidae・オオハシモズ科 Vangidae などと共に単系統を形成する[1][2][3]。Sibley & Ahlquist (1990) はこれとほぼ同じ群をヤブモズ亜科 Malaconotinae とした。
メガネヒタキ科は多系統である。ただしそのほとんどは、メガネヒタキ属 Platysteira・セワタビタキ属 Batis・コマドリモズ属 Lanioturdus の3属からなる単系統で、core platysteirids と呼ばれる[1]。なおコマドリモズは伝統的にはヤブモズ科とされていた。
残りのカンムリタンビヒタキ Bias・タンビヒタキ Megabyas の2属2種はオオハシモズ科に近縁で、shrike‐flycatchers と呼ばれる(flycatcher‐shrikes とする文献もあるが通常はそれはヒタキサンショウクイ属 Hemipus のことである)。ただし shrike‐flycatchers の単系統は強くない。
古くはヒタキ科 Muscicapidae の下位のメガネヒタキ亜科とされていた。
ヤブモズ亜科 sensu S&A core vangids3属30種。
2属2種。
メガネヒタキ科(メガネヒタキか、学名 Platysteiridae)は、鳥類スズメ目の科である。