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Sanguisorbe Officinale

Sanguisorba officinalis L.

ワレモコウ ( japonais )

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曖昧さ回避吾亦紅」はこの項目へ転送されています。すぎもとまさとの楽曲については「吾亦紅 (曲)」を、さだまさしの楽曲については「逢ひみての」をご覧ください。
ワレモコウ Sanguisorba-officinalis.jpg
ワレモコウ
分類 : 植物界 Plantae : 被子植物門 Magnoliophyta : 双子葉植物綱 Magnoliopsida : バラ目 Rosales : バラ科 Rosaceae 亜科 : バラ亜科 Rosoideae : ワレモコウ属 Sanguisorba : ワレモコウ S. officinalis 学名 Sanguisorba officinalis
L. 和名 ワレモコウ

ワレモコウ吾亦紅吾木香)は、バラ科ワレモコウ属の植物。日本列島朝鮮半島中国大陸シベリアなどに分布しており、アラスカでは帰化植物として自生している。

特徴[編集]

草地に生える多年生草本。地下茎は太くて短い。根出葉は長い柄があり、羽状複葉、小葉は細長い楕円形、細かい鋸歯がある。秋に茎を伸ばし、その先に穂状の可憐なをつける。穂は短く楕円形につまり、暗紅色に色づく。

名称[編集]

源氏物語にも見える古い名称である。漢字表記においては吾木香、我毛紅、我毛香など様々に書かれてきたが、「〜もまた」を意味する「亦」を「も」と読み、「吾亦紅」と書くのが現代では一般的である。

名の由来には諸説あるが、前川文夫によれば木瓜文(もっこうもん)を割ったように見えることからの命名という[1]。ほか、「我もこうありたい」の意味であるなど、様々な俗説もある。

別名に酸赭、山棗参、黄瓜香、豬人參、血箭草、馬軟棗、山紅棗根などがある[要出典]英語ではgreat burnet、garden burnet、中国語では地楡(ティーユー、dìyú)と呼ぶ。

利用[編集]

根は地楡(ちゆ)という生薬でタンニンサポニン多くを含み、天日乾燥すれば収斂薬になり、止血や火傷湿疹の治療に用いられる。漢方では清肺湯(せいはいとう)、槐角丸(かいかくがん)などに配合されている。

同属別種のオランダワレモコウ(サラダバーネット、学名S. minor Scop.)は、観賞用だけでなく若葉を食用とする。

ワレモコウの根を煎じて飲んで下痢止めとする伝統風習が、長野県阿智喬木地域にある[2]

出典[編集]

  1. ^ 『日本語源大辞典』 前田富祺監修 2005年 小学館 1185ページ
  2. ^ 『信州の民間薬』全212頁中92頁医療タイムス社昭和46年12月10日発行信濃生薬研究会林兼道編集

外部リンク[編集]

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ワレモコウ: Brief Summary ( japonais )

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ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)は、バラ科ワレモコウ属の植物。日本列島朝鮮半島中国大陸シベリアなどに分布しており、アラスカでは帰化植物として自生している。

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