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ナミエガエル ( japonais )

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Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:画像の画像提供をお願いします。2010年2月 ナミエガエル 保全状況評価[1] ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 EN.svg 分類 : 動物界 Animalia : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata : 両生綱 Amphibia : 無尾目 Anura : ヌマガエル科 Dicroglossidae : クールガエル属 Limnonectes : ナミエガエル L. namiyei 学名 Limnonectes namiyei (Stejneger, 1901) シノニム 英名 Namiye's frog

ナミエガエルLimnonectes namiyei)は、ヌマガエル科クールガエル属に分類されるカエル

分布[編集]

日本沖縄島北部)固有種

形態[編集]

体長オス7.9-11.7cm、メス7.2-9.1cm。メスよりもオスの方が大型になる。体形は太い。吻端は突出せず、鼓膜は皮下に埋もれる。背面の色彩は褐色で、暗褐色の斑紋が点在する。腹面の色彩は白く、暗色の不規則な斑紋が入る。

瞳孔菱形で、赤い。後肢の趾の間には水掻きが発達する。指趾の先端は丸く膨らむ。

オスは頭部が大型で、下顎の牙状突起がより顕著。

生態[編集]

山地にある常緑広葉樹林内を流れる渓流の周辺に生息する。半水棲。夜行性で、昼間は岩の隙間などで休む。

食性は動物食で、昆虫甲殻類ミミズなどを食べる。水中でも採食を行う。

繁殖形態は卵生。4-6月に渓流内の水深の浅い場所や湧水溜りなどに卵を産む。幼生は6-8月に変態し、幼体になる。生後3-4年で性成熟するとされる。

人間との関係[編集]

生息地では食用や薬用とされていたこともある。現在は沖縄県天然記念物のため、捕獲および流通は禁止されている。

開発による生息地の減少により生息数は減少している。

2016年に、種の保存法により国内希少野生動植物種に指定されている。[a 1]

絶滅危惧IB類 (EN)環境省レッドリスト

Status jenv EN.svg

参考文献[編集]

  1. ^ Yoshio Kaneko, Masafumi Matsui ("Limnonectes namiyei". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014.3. International Union for Conservation of Nature. Check date values in: |date= (help)CS1 maint: Uses authors parameter
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社2000年、126、211頁。
  • 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、305頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館2004年、45頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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ナミエガエル: Brief Summary ( japonais )

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