Oreocnide pedunculata (Shirai) Masam.

Oreocnide pedunculata là loài thực vật có hoa trong họ Tầm ma. Loài này được (Shirai) Masam. mô tả khoa học đầu tiên năm 1929.^[1]

Chú thích

Liên kết ngoài

• Phương tiện liên quan tới Oreocnide pedunculata tại Wikimedia Commons
• Dữ liệu liên quan tới Oreocnide pedunculata tại Wikispecies

Bài viết liên quan đến họ Tầm ma (Urticaceae) này vẫn còn sơ khai. Bạn có thể giúp Wikipedia bằng cách mở rộng nội dung để bài được hoàn chỉnh hơn.

• x
• t
• s

长梗紫麻（学名：Oreocnide pedunculata）为荨麻科紫麻属下的一个种。

参考文献

扩展阅读

ハドノキ Oreocnide pedunculata (Shirai) Masamune は、イラクサ科の樹木の一つ。ヤナギイチゴに少し似ていて白い果実を付ける。

特徴[編集]

常緑性の小高木^[1]。高さは4-5mに達する。枝には短い伏毛がある。樹皮は赤褐色になる^[2]。葉は長楕円状披針形で長さ5-15cm、幅は2-4cmで、1-3cmの短い葉柄がある。葉身は先端が尖り、基部は鈍形または広いくさび形、つまりやや丸みを帯び、縁には鈍い鋸歯が並ぶ。葉の両面は無毛、または短い伏毛が並ぶ。葉柄は普通赤みを帯びる。

花は2-4月に咲く。雌雄異株であり、雄花雌花いずれも団集花序をなす。雄花の花序は長さ3-5mmの柄がある。痩果は卵形で、多肉質になった花披に合着し、長さ1.5mm。

分布と生育環境[編集]

本州では伊豆半島と紀伊半島南部に、それに四国と九州南部、及び琉球列島に分布する。国外では台湾から知られる。紀伊半島では和歌山県串本町の大島にのみ見られるが、同地では珍しいものではない。二次林的な要素で、二次林や自然林の林縁などに出る。繁殖力も強い^[3]。

分類[編集]

同属ではイワガネ O. fruticosa が四国と九州から知られる。本種に似るが、葉に毛が多く、特に裏面は白い綿毛が（少なくとも当初は）密生する。

利用[編集]

かつては牛馬の飼料に使われたことがある。近縁なヤナギイチゴは食べられるが、本種の果実は食えば食える程度で美味くないとのこと^[4]。

和歌山県はこれを準絶滅危惧種としているが、解説文からは危険性は読み取れず、むしろ分布北限としての価値を認めたための指定と思われる。

出典[編集]

1. ^ 以下、主として佐竹他(1999),p.95
2. ^ 初島(1975),p.236
3. ^ 和歌山県(2001),p.3331
4. ^ 堀田(1997)p.134-135

参考文献[編集]

• 佐竹義輔他編著、『日本の野生植物　木本 I』（新装版）、(1999)、平凡社）
• 堀田満、「ヤナギイチゴ」：『朝日百科 植物の世界 8』、(1997)、朝日新聞社：p.134-136
• 和歌山県環境生活部環境生活総務課編、『保全状重要な　わかやまの自然 ―和歌山県レッドデータブック―』、(2001)、
• 初島住彦『琉球植物誌（追加・訂正版）』,(1975),沖縄生物教育研究会