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サンシュユ ( japonais )

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サンシュユ W sanshuyu4031.jpg
サンシュユの花(2004年3月)
分類 : 植物界 Plantae : 被子植物門 Magnoliophyta : 双子葉植物綱 Magnoliopsida : ミズキ目 Cornales : ミズキ科 Cornaceae : ミズキ属 Cornus : サンシュユ C. officinalis 学名 Cornus officinalis Sieb. et Zucc.[1] 和名 サンシュユ(山茱萸)

サンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis Sieb. et Zucc.)は、ミズキ目ミズキ科の落葉小高木。ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれる[2]季語は春。

分布[編集]

中国及び朝鮮半島の原産地に分布する。江戸時代享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになった[3]。日本では観賞用として庭木などにも利用されている[4]。日当たりの良い肥沃地などに生育する[5]

特徴[編集]

高さ3-15 mになる落葉小高木。樹皮は薄茶色で、葉は互生し長さ4-10 cmほどの楕円形で両面に毛がある[6]
3月から5月にかけ[1]、若葉に先立って4枚の苞葉に包まれた、花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めてつける。花弁は4個で反り返り、雄しべは4個[7]。夏には葉がイラガカナブンの食害を受ける。晩秋に付ける紅色楕円形の実は渋くて生食には向かない。

生薬[編集]

内部にある種子を取り除き乾燥させた果肉(正確には偽果)は生薬に利用され、「サンシュユ」の名で日本薬局方に収録されており[4]、強精薬[4]、止血[8]、解熱作用[要出典]がある。果肉は長さ1.4 cm程の楕円形[6]。牛車腎気丸、八味地黄丸等の漢方方剤にも使われる。

ヨーグルト[編集]

温めた牛乳にサンシュユの枝を入れ、保温して一晩置くとヨーグルトができる。ブルガリアにはヨーグルトの木と呼ばれる木があり、サンシュユはヨーグルトの木の親戚にあたるため、実際に同じようにヨーグルトを作れる。

和名の由来[編集]

山茱萸の音読みが、和名の由来である[2][9]。早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることから、「ハルコガネバナ」とも呼ばれる[1]。秋のグミのような赤い実を珊瑚に例えて、「アキサンゴ」とも呼ばれる[2]

関連画像[編集]

W sanshuyu1101.jpg Cornus officinalis.jpg Cornus officinalis 02.JPG Cornus officinalis SZ50.png 葉と偽果 偽果 スケッチ

脚注[編集]

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  1. ^ a b c サンシュユ”. 東山動植物園. ^ a b c サンシュユ”. 埼玉県. ^ 生薬の玉手箱 山茱萸(サンシュユ)”. ウチダ和漢薬 (2011年11月21日閲覧。
  2. ^ a b c 生薬について 山茱萸”. 田辺三菱製薬. ^ サンシュユ”. 船橋市公園協会. ^ a b 写真でみる野生植物 山茱萸”. 野生植物研究所. ^ サンシュユ”. 広島県緑化センター. ^ サンシュユ(山茱萸)”. 武田薬品工業. ^ サンシュユ”. 筑波実験植物園. 関連項目[編集]

    外部リンク[編集]

     src= ウィキスピーシーズにサンシュユに関する情報があります。  src= ウィキメディア・コモンズには、サンシュユに関連するメディアおよびカテゴリがあります。
    • 遠藤徹、田口平八郎「サンシュユの成分研究」、『藥學雜誌』第93巻第1号、公益社団法人日本薬学会、NAID 110003651371
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サンシュユ: Brief Summary ( japonais )

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サンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis Sieb. et Zucc.)は、ミズキ目ミズキ科の落葉小高木。ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれる。季語は春。

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