Enkianthus subsessilis là một loài thực vật có hoa trong họ Thạch nam. Loài này được (Maxim.) Makino mô tả khoa học đầu tiên năm 1894.[1]
Enkianthus subsessilis là một loài thực vật có hoa trong họ Thạch nam. Loài này được (Maxim.) Makino mô tả khoa học đầu tiên năm 1894.
Tritomodon subsessilis (Miq.) F.Maek. ex Okuyama
和名 アブラツツジ ウィキメディア・コモンズには、アブラツツジに関連するメディアがあります。アブラツツジ(油躑躅、学名:Enkianthus subsessilis)はツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。
樹高は1-3mになる。若い枝は赤褐色で無毛。葉は5個が枝先に集まって互生する。葉柄は長さ1-3mmになり縮れた毛が散生する。葉身は倒卵形または楕円形で、長さ1.5-4cm、幅0.8-2cmになり、先端はややとがるか鈍く、下部はしだいに狭くなり葉柄に流れる。葉の表面はほとんど無毛か主脈上に短い軟毛が生え、裏面の主脈上に開出する細毛が生え、褐色の縮れた毛が混じることがある。先端に腺状突起があり、縁には先端が鉤状で短い毛状になる細鋸歯がある。
花期は5月中旬-6月下旬。枝先に長さ3-5cmの総状花序をつけ、5-14個の花が長さ1-2cmの花柄の先端に下垂してつく。花序軸には開出する短毛が密生する。萼は広鐘形で深く5裂し、裂片の先端はとがる。花冠は緑白色で、長さ4-5mmあり、つぼ形で先端が狭まって浅く5裂し、裂片は反曲する。雄蕊は10本ある。果実は長さ2-3mmの楕円状円形になる蒴果で下向きにつく。種子は長さ2mmの長楕円形になり、なめらかで翼はない。
本州の中北部に分布し、山地の林縁や岩地に生育する。