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ガラガラヘビ属(ガラガラヘビぞく、Crotalus)は、有鱗目クサリヘビ科に属する属。有毒である。マムシ亜科の模式属。日本における特定動物。
最大種はヒガシダイヤガラガラヘビで最大全長240cm。尾の先端に脱皮殼が積み重なり、古くなると抜け落ちる。
草原、森林、砂漠等の様々な環境に生息する。危険を感じると脱皮殻の積み重なった尾を激しく振るわせて音を出し、威嚇する。尾が赤ちゃんをあやすがらがらのように見え、音を立てることが和名や英名(rattlesnake)の由来。
食性は動物食で、爬虫類、鳥類、小型哺乳類等を食べる。天敵は大型のトカゲやワシ、キングヘビ等。但し成体が襲われる事は殆どない。
繁殖形態は卵胎生で、幼蛇を産む。
北米を代表する毒蛇として恐れられているが、開発による生息地の破壊や、毒蛇として(加えて娯楽として)の捕獲や駆除等により生息数が減少している種もいる。
アメリカ海軍の軍艦旗は、ガラガラヘビの下に「DON'T TREAD ON ME(俺を踏みつけるな=自由を踏み躙るな)」と書かれた、通称「ファースト・ネイビー・ジャック」を採用している。民間用でも「ガズデン旗」と呼ばれる、これとよく似たガラガラヘビをあしらった旗が用いられている。また同じくアメリカ軍は、ヨコバイガラガラヘビにちなんで名づけられた空対空ミサイル「サイドワインダー」を配備している。