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ウワミズザクラ ( japonais )

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ウワミズザクラ P grayana2.JPG 分類 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 eudicots : バラ目 Rosales : バラ科 Rosaceae : ウワミズザクラ属 Padus
またはサクラ属 Prunus : ウワミズザクラ Prunus grayana 学名 Padus grayana
またはPrunus grayana 和名 波波迦(ハハカ)、金剛桜(コンゴウザクラ)、ナタヅカ 英名 Japanese Bird Cherry
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ウワミズザクラの未熟な実

ウワミズザクラ(上溝桜、Padus grayana)は、バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。 和名は、古代の亀卜(亀甲占い)で溝を彫った板(波波迦)に使われた事に由来する。

よく似たイヌザクラとは、花序枝に葉がつく事などで区別できる。

  • 分布:北海道西南と本州四国九州山野に自生し、日照と小川沿いなど湿潤した環境を好む。
  • 樹高:約10~15m
  • 樹皮:褐色
  • 枝 :小枝の多くは落葉後に落ちる。
  • :長さ6~9cm、幅3~5cmで楕円形で先が急に細くなり、縁には鋸歯がある。
  • :5月(北海道では6月)頃。長さ10cmほどの白い総状花序雄蘂が目立ち、ブラシのように見える。
  • 果実:直径約8mmの卵円形の核果を付け、初夏にかけて赤から黒く熟す。
  • 利用:材は軽くねばり強い事から建材のほか、彫刻細工、版木、道具の柄などに利用される。香りのよい、若い花穂と未熟の実を塩漬にした杏仁子(あんにんご)[1]が、新潟県を中心に食用とされる。また、黒く熟した実は果実酒に使われる。

脚注[編集]

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  1. ^ 本山荻舟 『飲食事典』 (初版) 平凡社全国書誌番号:59001337

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ウワミズザクラ: Brief Summary ( japonais )

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ウワミズザクラ(上溝桜、Padus grayana)は、バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。 和名は、古代の亀卜(亀甲占い)で溝を彫った板(波波迦)に使われた事に由来する。

よく似たイヌザクラとは、花序枝に葉がつく事などで区別できる。

分布:北海道西南と本州四国九州山野に自生し、日照と小川沿いなど湿潤した環境を好む。 樹高:約10~15m。 樹皮:褐色。 枝 :小枝の多くは落葉後に落ちる。 :長さ6~9cm、幅3~5cmで楕円形で先が急に細くなり、縁には鋸歯がある。 :5月(北海道では6月)頃。長さ10cmほどの白い総状花序雄蘂が目立ち、ブラシのように見える。 果実:直径約8mmの卵円形の核果を付け、初夏にかけて赤から黒く熟す。 利用:材は軽くねばり強い事から建材のほか、彫刻細工、版木、道具の柄などに利用される。香りのよい、若い花穂と未熟の実を塩漬にした杏仁子(あんにんご)が、新潟県を中心に食用とされる。また、黒く熟した実は果実酒に使われる。
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