オガサワラゴキブリ(小笠原蜚蠊、学名: Pycnoscelus surinamensis)は、ゴキブリ目オオゴキブリ科に属する昆虫の一種。
世界中の熱帯・亜熱帯域に分布する。東洋熱帯が原産地と考えられるが、詳しいことはわかっていない[1]。
日本では九州(大分県)、南西諸島、伊豆諸島、小笠原諸島に分布する[2]。最近では富山県や千葉県でも記録されている[3]。日本国内では外来種として扱われる[4]。
体長13-18mm、前翅長12-18mm[1]。
前胸部は光沢のある黒色で、前縁が黄色で縁取られる。前翅は茶褐色。
平地に多く生息する。卵胎生。