Laminaria ochotensis Miyabe
和名 マコンブマコンブ(真昆布)は、不等毛植物門褐藻綱コンブ目コンブ科カラフトコンブ属(コンブ属)に属する海藻。主に日本、中華人民共和国、大韓民国で養殖されている。学名:Saccharina japonica。
体長は3メートル、幅30センチメートル程で笹の形に似ており、水深20m以浅の岩で生育する。寿命は約2年[1]。
マコンブは単にコンブとも呼ばれ、地方によってはホンコンブやモトコンブ、ヒロメ、エビスメとも呼ばれており、日本料理においてコンブの最高級品として扱われている[2]。養殖は延縄による方法が広く行われている[3][4]。
マコンブは日本固有種であり、北海道から津軽海峡、岩手県北部にかけて分布するが[1]、中国やロシア、フランス、韓国でも養殖が行われている[5]。日本と中国において変種のオニコンブ(羅臼昆布)と並んで最高級品とされている[1][3]。とろろ昆布、 物の出 、つくだ煮、昆布巻き、塩こんぶなど、主に食用として広く加工・利用されている他[6]、アルギン酸の生産にも利用されており、中国における生産量は年間1万トンにも及ぶ[7]。
日本国内においては主に北海道渡島総合振興局、胆振総合振興局管内において養殖されており、昭和40年代以降に本格的に開始された養殖マコンブは天然マコンブの生産量を上回っている。水揚げは6月から8月にかけて行われている[8]。産地によって品質は大きく異なり、乾燥したものを切った時の色合いで「白口」「黒口」 などに選別される[6]。
マコンブはヨウ素を多く含有しており、過剰摂取すると、甲状腺機能障害となることがある[9]。
2006年よりSaccharinaの学名が支持されている[10]。シノニムにはLaminaria japonica(J.E. Areschoug 1851)、Laminaria japonicaまたはochotensis((Miyabe) Okamura 1936)、Laminaria ochotensis(Miyabe 1902)がある[5]。
マコンブ(真昆布)は、不等毛植物門褐藻綱コンブ目コンブ科カラフトコンブ属(コンブ属)に属する海藻。主に日本、中華人民共和国、大韓民国で養殖されている。学名:Saccharina japonica。
体長は3メートル、幅30センチメートル程で笹の形に似ており、水深20m以浅の岩で生育する。寿命は約2年。
マコンブは単にコンブとも呼ばれ、地方によってはホンコンブやモトコンブ、ヒロメ、エビスメとも呼ばれており、日本料理においてコンブの最高級品として扱われている。養殖は延縄による方法が広く行われている。
マコンブは日本固有種であり、北海道から津軽海峡、岩手県北部にかけて分布するが、中国やロシア、フランス、韓国でも養殖が行われている。日本と中国において変種のオニコンブ(羅臼昆布)と並んで最高級品とされている。とろろ昆布、 物の出 、つくだ煮、昆布巻き、塩こんぶなど、主に食用として広く加工・利用されている他、アルギン酸の生産にも利用されており、中国における生産量は年間1万トンにも及ぶ。
日本国内においては主に北海道渡島総合振興局、胆振総合振興局管内において養殖されており、昭和40年代以降に本格的に開始された養殖マコンブは天然マコンブの生産量を上回っている。水揚げは6月から8月にかけて行われている。産地によって品質は大きく異なり、乾燥したものを切った時の色合いで「白口」「黒口」 などに選別される。
マコンブはヨウ素を多く含有しており、過剰摂取すると、甲状腺機能障害となることがある。
2006年よりSaccharinaの学名が支持されている。シノニムにはLaminaria japonica(J.E. Areschoug 1851)、Laminaria japonicaまたはochotensis((Miyabe) Okamura 1936)、Laminaria ochotensis(Miyabe 1902)がある。