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ナギモドキ属 ( Japani )

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ナギモドキ属 Kauri Te Matua Ngahere.jpg 分類 : 植物界 Plantae : 裸子植物門 Pinophyta : マツ綱 Pinopsida 亜綱 : マツ亜綱 Pinidae : マツ目 Pinales : ナンヨウスギ科 Araucariaceae : ナギモドキ属 Agathis 学名 Agathis Salisb. 和名 ナギモドキ属 種

本文参照

ナギモドキ属学名Agathisアガチス属とも)は、一般にアガチスカウリなどと呼ばれる樹木で、21より成る常緑樹の小さなグループである。

概要[編集]

ナギモドキ属は非常に大きな幹を特徴としており、この幹が分岐する事は稀である。幼木は普通低所の枝が長く、高所へ行くに従って短くなる円錐形であるが、成熟すると樹の頂点が丸みを帯び、また枝が不規則に分枝するようになる。

ナギモドキ属の樹皮は平滑で薄灰色をしており、樹の成長や樹皮の肥厚に伴い不規則な形の断片として剥落する。幼木の枝は水平方向に伸びるが、成長するに従って上向きの枝が多くなる。低い枝は自然に落ちていき、幹に円形の跡を残す。ナギモドキ属の全ての種は成木よりも幼木の方が大きなを付ける。幼木の葉の形状は尖ったもの、卵形のもの、披針形ものなど種によって様々である。一方成木の葉は楕円形から直線形で、のように厚く硬い。幼木の葉は緑色もしくは灰緑であるが、季節によってはしばしば赤銅色を呈する。

雄花は成長した大きな樹にのみ見られる。雌花は短い側枝に生じる場合が多く、形は卵型〜球形である。幾つかの種の種子Agathiphaga 属のの幼虫による食害を受ける事がある。

またナギモドキ属の樹の樹脂は分泌量が多く、ダンマル樹脂: Dammar gum)の原材料になる。

種と分布[編集]

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ワイポウア森林保護区にある A. australis の巨木テ・マツア・ナヘレTe Matua Ngahere)。ニュージーランドで2番目に大きい。最も大きいタネ・マフタTāne Mahuta)もこのすぐ近くにある。

利用[編集]

ナギモドキ属の樹木からは様々な天然樹脂が採れ、木材と並んで利用されている。幹は木目がまっすぐで良く揃っており、木材としての品質に優れる。材は安価なギター囲碁碁盤に用いられる。日本国内においては「南洋桂」や「新桂」の名で知られるが、これらは材としての商品名であり、カツラ科カツラ属の落葉広葉樹とは何の関係ない。

画像[編集]

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Agathis robusta樹皮。メルボルン王立植物園。
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Agathis ovata の幼木

外部リンク[編集]

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ナギモドキ属: Brief Summary ( Japani )

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ナギモドキ属(学名Agathis、アガチス属とも)は、一般にアガチス、カウリなどと呼ばれる樹木で、21より成る常緑樹の小さなグループである。

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