Agrostis alba auct. non L.
Agrostis palustris auct. non Huds.
Agrostis stolonifera L. subsp. gigantea (Roth) Maire et Weill.
Agrostis stolonifera L. var. palustris auct. non (Huds.) Farwell
コヌカグサ(Agrostis gigantea)はイネ科の普通に見られる雑草の一つ。
コヌカグサは単子葉植物イネ科ヌカボ属の多年生植物である。 草丈は50-100cm程度になり、直立する。葉は細長く、長さ5-20cmで幅4-7mmでざらつき、葉耳がなく葉舌円形から切形で高さ3-5mmで縁はぎざぎざがありわかりやすい。
花穂は円錐花序で、長さ10-20cmで直立して伸び、花序の枝は輪生する。小穂は長さ2-2.5mmで小花は1個で初期は緑色をしているが後に赤紫色となり、内頴は護頴の半分より長い。開花時期は5-7月で花粉症の原因となる。
牧草として導入されたものが脱出し雑草化した。
日本全国に分布し、日当たりの良い道端、畑地、牧草地、樹園地に生える。
牧草としては積極的に利用されず、畑地、牧草地の雑草となっている。
コヌカグサ(Agrostis gigantea)はイネ科の普通に見られる雑草の一つ。