コモンキングヘビ（学名：Lampropeltis getula）は、ナミヘビ科キングヘビ属に分類されるヘビ。
アメリカ合衆国（アリゾナ州、オレゴン州、カリフォルニア州、ネバダ州、ユタ州）、メキシコ（バハ・カリフォルニア州、バハ・カリフォルニア・スル州）
アメリカ合衆国（フロリダ州南部）
アメリカ合衆国東部
アメリカ合衆国南部、メキシコ北部
アメリカ合衆国南部、メキシコ北部
最大全長200cm。全長や体色は亜種によって異なる。繁殖個体は様々な品種がいるためこの限りではない。
最大全長150cm。黒褐色や茶色の体色に黄、淡黄色の横縞が入るが、縦縞模様の個体もいる。
黒褐色や茶色の体色に黄、淡黄色の斑紋が入る。体側面がオレンジや赤に染まることがある。
最大亜種。黒い体色に細く白い帯模様が鎖状に入る。
体色は黒。和名の通り全身に白い霜降り状の斑点が密集する。
体色は黒く、白い斑点が所々に入る。
全身が黒い。幼蛇は明色の横縞が入る。
頭部は黒く、体側面に淡黄色や黄色の斑紋が入る。
亜種は複数の説がある。また自然下でも亜種間雑種個体群がいる。
食性は動物食で、魚類、両生類、小型爬虫類、鳥類やその卵、小型哺乳類等を食べる。
繁殖形態は卵生で、1回に5-24個の卵を数回に分けて産む。
現地では脅威とされているガラガラヘビをも食べてしまう（毒への耐性を持ち合わせている）ことが、ヘビの王＝キングスネークの名称の由来になっている。
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。コーンスネークに次いでヘビの中では飼育の歴史も古い。日本にも複数の亜種や地域変異個体が輸入されているが、亜種カスミキングヘビの入荷は稀。亜種間雑種個体群や一部個体群の学名は抹消されているが、流通名として付けられている事もある。（基亜種と亜種フロリダキングヘビの亜種間雑種goiniや亜種フロリダキングヘビの南部個体群brooksi等）飼育、繁殖とも易しく脱走に気をつければさほど大型のケージを使わずとも飼育できる。
野生下では爬虫類を好む傾向にあるが、飼育にあたっては専門店等で販売されている冷凍マウスや冷凍ラットを個体の大きさに合わせて与えるだけで問題ない。多くの個体が旺盛に餌を食べるが同種も食べてしまうので、繁殖で一時的にオスとメスを同じケージに入れる場合を除いては基本的には単独飼育となる。飼育下では多くの品種が作られている。
亜種カリフォルニアキングヘビ
（デザートバンデット）
L. g. californiae
亜種サバクキングヘビ
L. g. splendida
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