ゲンゲ属(Astragalus)はマメ科の植物の一群で、北半球の温帯を中心に分布する草本ないし低木、約3,000種を含む大きな属である。日本には中国原産のゲンゲ(レンゲソウ)など14種ほどがある。
キバナオウギ(タイツリオウギ)またはモウコオウギは「黄耆」として漢方薬に用いられる。
ゲンゲは緑肥として用いられたものが野生化している。
中近東に分布するA. adscendens、A. gummifer、A. brachycalyx、A. tragacanthus等の樹液からは、増粘多糖類として用いられるトラガカンスガム(英: Tragacanth gum)が得られる。
ムラサキモメンヅル
A. adsurgens