dcsimg

エンレイソウ ( Japanese )

provided by wikipedia 日本語
エンレイソウクロンキスト体系 Trillium smallii 2.JPG
福島県会津地方 2008年4月
分類 : 植物界 Plantae : 被子植物門 Magnoliophyta : 単子葉植物綱 Liliopsida 亜綱 : ユリ亜綱 Liliidae : ユリ目 Liliales : ユリ科 Liliaceae : エンレイソウ属 Trillium : エンレイソウ T. smallii 学名 Trillium smallii Maxim. シノニム

Trillium apetalon Makino

和名 エンレイソウ(延齢草)  src= ウィキメディア・コモンズには、エンレイソウに関連するメディアがあります。

エンレイソウ(延齢草、Trillium smallii )は、ユリ科エンレイソウ属多年草。別名、タチアオイ

「エンレイソウ」という呼び名は、他のエンレイソウ属 (Trillium) 植物に対して、またはエンレイソウ属全般を指して用いられる場合もある。

特徴[編集]

太く短い根茎から、高さ20-50cmの茎が一本伸び、その先端に3枚のを輪生する。葉は葉柄を持たず、茎から直接生ずる。葉の形状は丸みを帯びたひし形で、直径は10-20cm。花期は4-6月。3枚の葉の中心から短い花柄が伸び、小さなをつける。花は花弁を持たず3枚の緑色または濃紫色のがく片を持ち、横向きに咲く。

分布と生育環境[編集]

日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、低地や山林のやや湿った場所に生える。東アジアでは、サハリン(樺太)、南千島に分布する。

利用[編集]

黒く熟した果実は食用となる。

根茎は中国では延齢草根と呼ばれ、古くから胃腸薬や催吐剤などの薬草とされる[1]が、サポニンなどの有毒成分を含む有毒植物であり、過量に服用すれば、嘔吐、下痢などの中毒症状を起こす[1]

その他[編集]

北海道大学においては、学内のサークルや会合、機関紙や冊子、敷地内の施設などの命名に、エンレイソウまたは延齢草の名がよく使われている。ただし、大学の校章に使われているのはオオバナノエンレイソウの方である。

近縁種[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b エンレイソウ e-yakusou.com
 title=
license
cc-by-sa-3.0
copyright
ウィキペディアの著者と編集者
original
visit source
partner site
wikipedia 日本語

エンレイソウ: Brief Summary ( Japanese )

provided by wikipedia 日本語

エンレイソウ(延齢草、Trillium smallii )は、ユリ科エンレイソウ属多年草。別名、タチアオイ。

「エンレイソウ」という呼び名は、他のエンレイソウ属 (Trillium) 植物に対して、またはエンレイソウ属全般を指して用いられる場合もある。

license
cc-by-sa-3.0
copyright
ウィキペディアの著者と編集者
original
visit source
partner site
wikipedia 日本語