イスズミ(Kyphosus vaigiensis、伊寿墨、伊須墨)はスズキ目イスズミ科に属する海水魚。イズスミ、ゴクラクメジナ、クシロ、ウンコタレ、ババタレ、クソタレ、シチューなどとも呼ばれる。全長70cmに達する。本州中部以南、太平洋、インド洋などの浅海の岩礁域に生息する。メジナに似ているが、体側に黄色く細い縦縞が走ること、背鰭の棘が10〜11であること(メジナは14〜15)などで区別できる。夏には小動物を、冬場はハバノリなどの褐藻類を食べる。そのため、夏は磯臭いが冬場は臭みが少なくなり美味となる。磯釣りの対象魚である。釣り上げた時のショックが原因なのかどうかは分からないが、釣り上げる瞬間に大量の排泄物を放出する事[1]から地域(主に近畿地方)によっては「ウンコタレ」、「クソタレ」、「ババタレ」などの名で呼ばれる。大抵は水面に引き上げるまでに排泄するのであるが、釣り上げるタイミングが早いとその様子を見られる。
その他のイスズミ属としては
などがいる。
イスズミ(Kyphosus vaigiensis、伊寿墨、伊須墨)はスズキ目イスズミ科に属する海水魚。イズスミ、ゴクラクメジナ、クシロ、ウンコタレ、ババタレ、クソタレ、シチューなどとも呼ばれる。全長70cmに達する。本州中部以南、太平洋、インド洋などの浅海の岩礁域に生息する。メジナに似ているが、体側に黄色く細い縦縞が走ること、背鰭の棘が10〜11であること(メジナは14〜15)などで区別できる。夏には小動物を、冬場はハバノリなどの褐藻類を食べる。そのため、夏は磯臭いが冬場は臭みが少なくなり美味となる。磯釣りの対象魚である。釣り上げた時のショックが原因なのかどうかは分からないが、釣り上げる瞬間に大量の排泄物を放出する事から地域(主に近畿地方)によっては「ウンコタレ」、「クソタレ」、「ババタレ」などの名で呼ばれる。大抵は水面に引き上げるまでに排泄するのであるが、釣り上げるタイミングが早いとその様子を見られる。
その他のイスズミ属としては
ノトイスズミ Kyphosus bigibbus Lacépède, 1801 (Brown chub) ミナミイスズミ Kyphosus pacificus K. Sakai & Nakabo, 2004 (Pacific drummer)などがいる。