ネズミ科(学名 Muridae)は、ネズミ目ネズミ上科の科のひとつ。ハツカネズミ、ハタネズミ、クマネズミ、スナネズミ等が属する。原産地はアジア、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリアなど広範囲にわたる。現在は世界中どこでも見かけることができる。
ネズミ上科の科分類には諸説あり、科が統合された場合、模式であるネズミ科の名前が優先されるため、分類によってネズミ科の範囲が異なることになる。
1993年Wilsonらは、キヌゲネズミ科 Cricetidae をネズミ科に統合しシノニムとした。
このほか、ネズミ上科にネズミ科のみを認める分類もある。
(狭義のネズミ科は)5つの亜科に分かれる。約150属730種。