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スジホシムシ綱 ( Japanese )

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スジホシムシ綱 Golfingia.jpg
フクロホシムシ目の一種
分類 ドメ
イン
: 真核生物 Eukaryota : 動物界 Animalia 亜界 : 真正後生動物亜界 Eumetazoa 階級なし : 旧口動物Protostomia 上門 : 冠輪動物上門 Lophotrochozoa : 星口動物Sipuncula : スジホシムシ綱 Sipunculidea 学名 Sipunculidea
Rafinesque, 1814

スジホシムシ綱(スジホシムシこう、Sipunculidea)は、星口動物を構成する2つののうちの1つ。もう1つの綱であるサメハダホシムシ綱では触手が口の背側だけにあるのに対し、スジホシムシ綱の触手は口の周りを円状に囲む[1]

分類[編集]

24に分類される。スジホシムシ目は体壁の筋肉のうち、縦筋が分離して束状になるが、フクロホシムシ目では縦筋が分離しないことで識別できる[1][2]。スジホシムシ目はスジホシムシ科1科のみを含むが、フクロホシムシ目は触手の枝分かれの有無や腎管の数によって3科に分類される。

2つの目を置かず、4科すべてを1つの目(Golfingiida)に含めることもある[3]

なお、2012年に発表された分子系統学に基づく分類体系では、上記の科レベルの分類を大幅に再編している[4]。詳細は各科の記事を参照のこと。

参考文献[編集]

 src= ウィキスピーシーズにスジホシムシ綱に関する情報があります。  src= ウィキメディア・コモンズには、スジホシムシ綱に関連するカテゴリがあります。
  1. ^ a b Brusca, RC; Brusca, GJ (2003). Invertebrates (2nd ed ed.). Sinauer Associates, Inc.. p. 447. ISBN 9780878930975.
  2. ^ 西川輝昭 「星口動物門」『無脊椎動物の多様性と系統(節足動物を除く)』 白山義久(編集)、岩槻邦男・馬渡峻輔(監修)、裳華房ISBN 4785358289。
  3. ^ Saiz-Salinas, J (Golfingiida”. World Sipuncula database. ^ Kawauchi, Gisele Y.; Sharma, Prashant P.; Giribet, Gonzalo (2012). “Sipunculan phylogeny based on six genes, with a new classification and the descriptions of two new families”. Zoologica Scripta英語版 41 (2): 186-210. doi:10.1111/j.1463-6409.2011.00507.x.
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スジホシムシ綱: Brief Summary ( Japanese )

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スジホシムシ綱(スジホシムシこう、Sipunculidea)は、星口動物を構成する2つののうちの1つ。もう1つの綱であるサメハダホシムシ綱では触手が口の背側だけにあるのに対し、スジホシムシ綱の触手は口の周りを円状に囲む。

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