ツバキ科(Theaceae)は、ツツジ目に属する植物の科。 ツバキ、サザンカ、チャ(茶の木)、ナツツバキなどを含む。
木本で、葉は互生する。花は放射相称で子房上位。がくと花弁の数は5または4のものが多いが、さらに多いものもあり、特にツバキなどはがくから花弁に連続的に移行する。花弁は離生するものと、基部が合生するものがある。おしべは多数。果実はさく果か核果。大部分が東・東南アジアに、一部は南北アメリカ大陸などに分布する。
ツバキ科の学名:Theaceaeはかつてこの科にあったチャ属(Thea L.)に由来する。チャ属は1970年代にツバキ属に統合された。 被子植物の学名で、使用されなくなった属名が科名に使われているのは、モチノキ科:Aquifoliaceae/Aquifolium Mill.、スイカズラ科:Caprifoliaceae/Caprifolium Mill.、カキノキ科:Ebenaceae/Ebenus Kuntze、マメ科:Fabaceae/Faba Mill. などがある。
3連に9属460種が属する[1]。
従来は花の形態の類似を重視してオトギリソウ科などのグループ(古くは離弁花類、クロンキスト体系ではツバキ目)とされ、モッコク科・スラデニア科も本科に含められていた。
ツバキ科(Theaceae)は、ツツジ目に属する植物の科。 ツバキ、サザンカ、チャ(茶の木)、ナツツバキなどを含む。
木本で、葉は互生する。花は放射相称で子房上位。がくと花弁の数は5または4のものが多いが、さらに多いものもあり、特にツバキなどはがくから花弁に連続的に移行する。花弁は離生するものと、基部が合生するものがある。おしべは多数。果実はさく果か核果。大部分が東・東南アジアに、一部は南北アメリカ大陸などに分布する。