ヤマゼリ属(ヤマゼリぞく、学名:Ostericum、和名漢字表記:山芹属)はセリ科の属の一つ。
多年草。シシウド属に近縁で似ているが、葉は薄く、縁はシシウド属のように硬くて白い鋸歯にはならない。萼歯片は常に存在する。果実は成熟時に種子と果皮が離れ、分果の隆条は細くて互いに離れる。分果の表皮細胞の外側が凸レンズ状に突起し、特殊な光沢をもつ。
世界に9種知られ、日本には2種ある。